2020年東京都青梅畜産センターから東京烏骨鶏を200羽購入しANAcargoで長崎へ移送し飼養を始めました。その後他の烏骨鶏との交配が進み今に至っています。土壌菌には良い菌もあれば悪い菌もいます。また土壌にはコクシジウム虫がいてコクシジウム病にかかるリスクがあります。菌の影響を受けにくい室内飼いで寿命が伸びていると思います。また学校の砂場が雑菌で問題になっていますが砂場は温度が上がりやすくばい菌の温床になります。当飼養所では「おがくず」を入れておがくず浴びをせています。おがくずには「おがくず菌」が存在しており、電気や水もないトイレに使用されて汚物を分解します。25年位前に国立公園などに土壌式浄化槽を販売した時に競合先でおがくずを使ったトイレを知りました。通常は薬品で畜舎の殺菌をしていますが当飼養所ではおがくずを使用して糞等を分解しています。
リスクがある平飼いより畜舎の中の大型ゲージで飼養しています。
繁殖もしていますので足輪を付けて管理しています。
ケージのない卵と卵製品に対する消費者の需要が世界的な高まりにより、多くの大規模な機関投資家がケージのない生産施設のみでビジネスを行うようになっていると報告しています。
鶏舎のケージの多くの列と列に飼育されている鳥から、同じ建物にゲージフリーすることは、建物内の空気が汚染され劣悪な環境に置かれます。換気が悪いと、湿度や汚染物質のレベルが不適切な不健康な屋内環境につながる可能性があります。粒子状物質とアンモニアのレベルが高くなります。鶏にとってゲージ内は外的から命を守る安全な棲家です。鶏を飼育している方はドイツなど西欧諸国内の規格をグローバルスタンダードに動く傾向が強く気候面 土壌など勉強が必要です。戦後栄養が不足を補うためにアメリカから100万頭のヤギが輸入されましたが今はかなり数が減っています。これは自説ですが日本は酸性土壌のためにヤギが食べる草が不向きだったためと信じています。動植物は環境の変化に敏感です。雛からゲージ内で育った環境で急にゲージフリーにすることはかえってストレスを与える事になります。鶏糞は柔らかくトイレのしつけもできません。糞だらけの卵はどうするのでしょうか?鶏もそんな環境では卵も生みたくないでしょう!。